稲荷と屋根とウナギイヌ

ブログ担当繁永です

 

今回は近くを通った際に訪れた

岩国市にある「稲荷神社」をご紹介します

 

 

現在では営業していない(?)ぽいですが

温泉宿のすぐ傍に神社がありました

 

鳥居を抜けてすぐ目に入るのは本堂です

 

この美しい屋根は「一文字葺き」という施工方法です

銅を使っているので錆が緑に変色し

美しさと味わいを出しています

 

境内には小さな社も複数あるのですが

これも同じく一文字葺きで施工されていました

こだわりを感じます^^

 

ここで皆様に一枚の写真をご覧頂きたいと思います

 

左手に写る建物は一部屋根が崩壊しています

この崩壊している部分は「瓦屋根」ですが

崩壊していない屋根は「板金屋根」です

傷んだ下地が瓦自体の重さに負けて

崩壊していますね・・・

 

色々な条件がある為「絶対!」とは言い切れませんが

瓦と比べて非常に軽い板金屋根は

下地が痛んでも重さで崩壊し辛く

屋根が軽い事は地震被害の軽減にも繋がると言われています

 

板金屋根の歴史は非常に古く

文献では

宝亀11年(780)には既に存在していたそうです!

タカラカメ・・・

なんて読むんだろう・・・

 

今回は板金屋さんらしく真面目に記事を書いてみました

同神社には他にも多数見どころがありました

暖かくなってきたので

是非みなさんも神社探索してみて下さい

 

 

余談ですが屋根の上にシャチホコが乗っているのを

見たことがありますか??

 

私、珍しい物を見つけました

 

 

なにこれ笑

足の造りが急に雑な感じが可愛いです笑

こまいぬ??シーサー??

歳がバレますが

ウナギイヌみたいなポーズです笑

 

山奥にある神社では熊対策もお忘れなく!!

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